元喫煙者のだらちまるです。
昨今、喫煙者に対してかなり厳しい環境になってきました。
喫煙ができる環境が少なくなっていることと喫煙者のマナーが悪いことによる風当たりの厳しさ。
2020年4月から多くの飲食店で禁煙になったこともあり、中には禁煙しようかなんて考える人も多いのではないでしょうか。
私は喫煙者でしたが、禁煙に成功することができました。
結果として現在は禁煙していますが、機会があれば喫煙者に戻ることは簡単です。
それほどまでにタバコに対する依存性が高いのです。
そんな私が実践した禁煙の方法についてご紹介します。
私と同じ状況の人であれば、これからご紹介する禁煙の方法を実践できると思いますので、ご参考にしてみてください。
私の喫煙事情 依存度【低】
まず、私の喫煙事情ですが『一般社団法人 日本呼吸器学会』より参考にさせていただくと依存度【低】にあたります。
依存度【低】…やめたい気持ちが充分に固まっていればタバコとサヨナラできるはずです。
依存度【中】…ニコチン依存の離脱症状が妨げとなって、過去に禁煙に失敗している場合、対処法を決めておきましょう。ニコチンガムやパッチも有効です。
依存度【高】…タバコをやめるときには、禁断症状が強くでることを覚悟しましょう。でも、ニコチンガムやパッチの利用すれば、仕事などの日常生活に支障をきたすことなく禁煙に取り組めます。
下のリンク先にには依存度チェックができますので、あなたの現在の依存度についてチェックしてみましょう。
一般社団法人 日本呼吸器学会
正直なところ自分ではかなり吸っていたと思っていたので、依存度は【中】ぐらいあるのかと思いましたが、そこまでの依存度がなかった。
振り返ってみると多少の苦労はあったものの、禁煙ができたのかと気づきました。
1週間で2箱程度(1日あたり4~5本)
私の喫煙は1日のスケジュールに合わせるとこのようになります。↓
時間 | 吸うタイミング(各1~2本) |
7:00~9:00 | 起床後もしくは出勤中 |
12:00~14:00 | 昼食後に最低1本 |
15:00~20:00 | 仕事の休憩、行き詰ったとき、嫌なことがあったとき |
21:00~22:00 | 夕食後に最低1本 |
22:00~24:00 | シャワー・お風呂の後 |
これは私が会社に勤めていたときに吸っていたスケジュールです。
私は学生のときから23歳まで吸っていました。あえて喫煙年数は控えさせていただきますw。
含みのある書き方で申し訳ありませんが、察していただければと思いますw。
それでも、依存度が低いからと言って簡単に辞められるなんて思うかもしれませんが、そんなに簡単ではありません。
ちなみに私は23歳から禁煙して現在28歳になり、約5年禁煙をしています。
冒頭にも触れていますが、現在は禁煙できています。しかし、簡単に戻れることも事実です。
禁煙するになったきっかけ
彼女からの一言です。
タバコの臭いが嫌い
この一言で私が禁煙すると決意しました。
我ながら単純ですよねw。
後ほどでも書きますが、タバコの臭いは吸っている自分ですら嫌いでしたw。
なんで吸っているんだろうと何度疑問に思ったか。
タバコミュニケーションの時代は古い
喫煙してた理由、喫煙を始めた理由っ何ですか?
私が喫煙したのは
- カッコイイ
- 喫煙者にしかないコミュニティ『タバコミュニケーション』に加わるため
- なんとなくスッキリする
なんとまぁ薄っぺらいですよねw。
中でも私が喫煙していた理由で一番大きいのは『タバコミュニケーション』です。
しょーもないですけど、タバコミュニケーションによって仲良くなることも事実なんですよね。
学生のときは無理して喫煙していたものです。
そんなタバコミュニケーションは今もありますがそれは少数派になっています。
なにより喫煙によって口臭・体臭が臭くなりますし、周りからの印象も悪くなります。
臭い人と一緒に話したいと思いますか?
そんな人になってしまっているのです。
本当に自分がタバコが好きなのか?喫煙した理由を振り返ってみて、現在の自分に必要なのか考えて禁煙するキッカケにするのも1つです。
禁煙する方法
①使っているお金を知って食欲にあてる!
月間・年間にかかるお金
月にどれくらいタバコに対して使っているか知っていますか?
まずタバコの値段を
タバコ1箱の値段 | 570円~620円 |
1本あたり | 28.5円~31円 |
私の場合ですと
1ヵ月あたり | 平均7~8箱 |
かかる金額 | 3990円~4960円 |
この金額を見て安いなって思った人、要注意です。
年間であれば、47,880円~59,520円。
5万あれば、たいていのものは買えますよ。
ブランドの服や回らないお寿司屋さん、家電ですら買えますよ。
それこそPS5が買えますw。
これほどの金額をすべて食欲に変えていきましょう。
例えば、ランチにタバコを買うお金でちょっとだけ豪華なランチにする。
日替わり定食 ➡ 焼肉定食
トッピング追加など
もしくは、その金額分のお菓子を買う。ジュースを買う。
喫煙してしまうのは口が寂しくなるからなので、満腹なのに喫煙したくなる場合はお菓子かジュースは必須です。。
※デメリットとして、太ります!
禁煙するまでは、デメリットを受け入れましょう。
それでもまでにタバコによる依存性が高いのです。
②タバコを嫌いになる 臭いでも嫌いになる
私は禁煙すると決めた日にタバコの箱に残っていた本数をすべて吸い切りましたw。
10本近く残っていて。銘柄は「アメリカン スピリット」
4~5時間程ですべてを吸い切りましたが、気持ち悪くなったw。
あえて、自分の限界値を超えて体調を崩します。(要注意)
私の場合は気持ち悪くなり、寝る直前まで気持ち悪さと格闘していましたw。
突然ですが質問します。
タバコの臭いって好きですか?
この質問に対して、「好き」っていう人って少ない。
よほど依存度が高い人は別ですが、基本的には吸っている人でも嫌いな人がいます。
喫煙者でも臭いが嫌いな人が20~30%ほどもいるのです。
たばこの煙、どう感じる? 喫煙者・非喫煙者の立場から
私もタバコの臭いは嫌いでした。
単純に臭いと感じる。
嫌いなものにお金を使うなんてもったいないと思いませんか?
お金を使うなら好きなものに使いましょう。
【危険なワナ】電子タバコは余計にタバコが吸いたくなる
よく電子タバコに変えて徐々に禁煙していこうとする人がいるかと思いますが、辞めた方がいい。
返って紙タバコに対する欲求が高まり、もともと吸っていた紙タバコのときよりも吸う本数が増えているなんてことはザラにあります。
職場の人間も電子タバコに変えても結局は紙タバコに戻っているのを見てきましたし、皆さんの周りでも同じような状況を見たことがあるはずです。
禁煙するのが無理なら、電子タバコに。なんて思わないでください。
電子タバコはタバコです。
タバコを知る タバコは税金のかたまり
喫煙者であれば知っていると思いますが、タバコってほとんど税金ですw。
たばこ1箱(20本入り/580円)あたりに換算すると、その税額は357.6円となっており、定価の約61.7%を占めています。
一般社団法人日本たばこ協会
一生懸命、汗水垂らして働いたお金を自分のためといいつつも、お国のため、公共のためにつぎ込んでいるのです。
経済を回していると言われたら確かにその通りですが、本来もっと安いモノなのに国に、公共にお金を取られているという言い方の方がしっくりきます。
なによりも、依存度が高いからこそ高いお金を払ってまでも続けてしまう。
この依存度を利用し税金をむしり取っているのです。
悲しくありませんか?
禁煙するときはスパッと!!!覚悟を決めよう!!!
大げさに言っていますが、段階的に禁煙していこうなんて思わないでください。
タバコの依存度って思っているよりも高いですよ。
私の依存度【低】ですら、かなりの時間がかかりました。
なによりも完全に禁煙できているかと言われたら、難しいです。
臭いでふと吸いたくなることもあります。冗談ではなく。
環境に打ち勝て!!負けない精神を!!
喫煙している人間って意思が弱いんです。
周りで禁煙しようとしている人また、禁煙しようとした人を何度見てきましたか?
すべてにおいて意思が弱いというわけではありません。
ただ、たばこを吸うことに関しての意思はどんな人間であれ、とことん弱いんです。
それほどまでに依存度が高いのを知ってください。
だからこそ、そんな人たちにおいて一番の敵は環境です。
環境にだけは簡単に左右されてしまいますので気をつけましょう。
例えば、上司/先輩・同僚・友人・家族。喫煙している人間は禁煙している人間に対しておもしろ半分でからかってきます。
吸わせようと喫煙に戻そうとw。
最低ですけど、お決まりのようにこのようなからかいがあります。
そんな環境に負けないためには、どうしたらいいのか?
環境から距離を置く。喫煙所に近づかない!
臭いですら、吸いたくなります。気持ちも簡単に揺れ動きます。
私も今でもたまに吸いたくなる気持ちがあるほどに。
環境を変える、近づかないことをおすすめします。
喫煙所に行かないこれしか避けることはできない。
これがもっとも効果があります。
それでも難しいという方にはぜひ病院に診察に行きましょう。
以上が私が禁煙した方法とタバコに関する内容についてです。
禁煙するには精神論が一番近いと思っています。
しかし、病院に行けば簡単に治るかもしれませんが、自力でも禁煙が可能であることをお伝え出来たらと思い、私の禁煙方法をご紹介させていただきました。
少しでもお力になれれば幸いです。
ここまで読んで下さってありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
では。。。