【新卒の実体験】退職のきっかけ②　残業１６０時間の長時間労働

どうも、だらちまるです。

退職のきっかけとなった２つ目は【長時間労働】です。
それは早くして経験をすることができました。なんと入社して半年です。

長時間労働　長すぎる１日

１日の労働時間　ブラックであればやさしい方かも

基本残業時間	３時間～５時間
合計労働時間	１２時間～１３時間

私の仕事は、簡単に言うと小さいお店を何個か運営・管理をすることです。
詳細を書いてしまうと会社がわかってしまうことがある為控えさせていただきます。
業界は不動産です。

地獄の始まり　残業１６０時間

そこで起きた事が1つのお店で勤務していた全部で3人のスタッフが全員やめました。
原因はスタッフ間同士のもめ事、私の上司、会社への不満があったからです。

私が言われたことは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上司

社会人、社畜のみなさまならご存じですが、了解以外の返答はないでしょう。
まして入社して半年の人間が上司の言葉に歯向かう事は難しいです。
仕事がわかっていませんから。

内心【そんなんむりやろ、１日だけでどーすんねん、そのお店入ったことないわ。】

言われた通り辞めるスタッフから研修を受け翌日から一人でお店を営業しました。
この時の労働時間はひどかったです。今でも鮮明に覚えています。

地獄のスケジュール　肉体的ダメージ

★業務内容

朝8：30　OPEN　→　夜24：00　CLOSE　
毎日営業でOPEN、CLOSEの準備があった為大体労働時間　16時間。
残業時間　８時間

お店が遠隔地にあったのでホテル住まい。
家に帰るのは1週間に1回ほど、着替えを交換し洗濯するだけ。
期間は20日～1ヵ月ないぐらいまで。
一人で営業するのに慣れてきていたが疲労が取れない。

さらに元々スタッフがいたので補充をしなければなりません。
この長時間の労働の中でスタッフの面接、採用、研修をやらなければなりません。

最初は上司が面接、採用をやってましたが、突然、面接・採用も任されました。

〇理由
①遠隔地
②上司がやるべきことが回らなくなったから
という理由ですべてを任される形になりました。

精神的ダメージ　怒られすぎると

●怒られる　お客様から上司から

最初はお客様に怒られることばかりでした。
さらに社員としてスタッフを守る立場になるから【責任を持て】
と上司にも怒られました。

何か困った時に上司を頼ることがおっくうになります。
嫌々ながら連絡をしますが、この嫌な気持ちもダメージを負います。

●不安になる

遠隔地で月に２回ほど現場に来るだけの上司。
精神的に一人でやっている感覚になります。

追い打ちをかけるようにスタッフを抱え上に立つものとして不安を持たせないように
き然と立ち振る舞う事を求められる。

心と体の限界　

2週間過ぎた頃か、建物の屋上から下を見ていて吸い込まれそうな感覚になります。
この時、疑問を持つようになっていました。

《何のために働いているのだろう？》

《ここまで働いて意味があるのだろうか？》

ニュースで仕事で自殺する人に対して思っていました。
自殺する人は心の弱く自分に甘えている人間だと。

仕事で自殺するぐらいなら辞めればいいのに。
たった一つの仕事で死ぬのバカらしいし自分は絶対にならないと思っていました。

仕事で自殺したい人の気持ち

とにかく『楽になる為に死にたい』。

『仕事で自殺するなんて』と思っていた自分が心の底から
『死にたい。』『楽になりたい。』と思うようになりました。

怖かったのが駐車場の屋上から下を見てる時は吸い込まれそうになりました。

飛び降りようと思うようになっていました。

●人と話すことで少し気分が変わる

精神的な防衛本能して自然と新しいスタッフに少しだけ自分の状況を話していました。
同情してもらい気が楽になっていてなんとか持ちこたえることができます。

話しを聞いてもらうだけ

たったこれだけでも追い込まれている人間からすると全然違うのです。

時間に見合う価値がない

月１６０時間をして残業代がなんと！

５１，０００円
※ちなみに申請していた残業時間ではなかったです。
おそらく当時の支店長に残業時間の改ざんをされています。(笑)

カタカタカタカタカタカタ　タンッターンッ！（電卓たたく音）

この時、疲れているにもかかわらずよく笑いました。(笑)
おもしろかったです。

バイトで入ってた方が稼げました。おそらく４０万いけたでしょう。

見えてくる会社の姿　ドロドロの真っ黒

当時、私みたいな状況の人間が何人もいる会社で上司は私以上の長時間労働をやったと聞いたことがあり、労働基準なんて無縁の会社です。

劣悪な環境の為、改善しようとせず決まって言われるのが

『想いが足りない』

そして、もう一つ聞く決まり文句がありました。
『私たちは家族である』

長時間労働を家族にやらせることなのか会社が向かう方向性とやることの矛盾に失望しました。

先ほどの通り、長時間労働を問題視してない会社に嫌気をさしたことが２つ目のきっかけになります。　

仕事で悩み自殺しようとする人へ　また　その周りの人へ

今は自殺した人、しようとした人の気持ちがよくわかります。

失礼ながら語らせていただきます。

自殺するしようと考える人は周りに話す人がおらず、すべてを抱え込む人です。

自分から周りに話せばとどまることができます。
しかし、精神的に疲れ切った状態だとそもそも人と話す気力がない、できません。
周りが少しでも気にかけ、一言でも会話をすることでとどまれる可能性が高くなります。

金八先生が言っていた事でもありますが、人は支えあっての人であることを実感します。

大変そうな同僚、友人がいるのであれば声をかけてあげてください。
その一言、気遣いが自殺をとどめるきっかけになります。確実に。

長時間労働をする会社に【自分の】未来はない

時間は有限です。無限ではありません。
限りある時間をたった３００円で会社に尽くす意味はなんですか？

あなたの価値はそんなに低くありません。

会社に不安を抱き、体を壊し、自分を失うことまでして残る会社はない

長時間労働で潤うのは会社だけ【自分の未来】はブラック企業の色のごとく真っ暗です。
もっと自分の未来を大切にするべきです。

長時間労働は悪です。特に残業代が支払われない会社は特に。
仮に払われたとしても悪です。会社に尽くす前に自分に尽くしましょう。

長時間労働が私の２つ目のきっかけになります。

そして、最後の第③のきっかけになります。
【新卒の実体験】退職のきっかけ③　人間関係と組織体制

①のきっかけを読んでいない方はコチラ☟

【新卒の実体験】退職のきっかけ①　ビジョナリーカンパニー+洗脳+嘘

では。